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千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2011-11-30

フェスティヴァン 2011

先日、フェスティヴァンへ行ってきました。



もう人、人、人。


ワイン、ワイン、ワイン。


音楽、音楽、乾杯。


初めて見ました。この楽器。
気になって調べてみたらコラっていうみたいです。


料理も盛りだくさん。
なぜかチーズだけ写真に。


先日のブログでも紹介させて頂いた四恩醸造さんも。
のんびりしてたら、ローズの白無くなってました。


醸造・販売責任者のつよぽんと。
明るさ・面白さ全開で、緊張して声をかけた僕がアホらしいかったです。


・・・無ですよ。無の境地に達したシェフ。


飲んで、食べて、聞いてのステキな4時間でした。もう何杯飲んだのか。
当然全てを回れる訳もなく、全員できあがった訳で...そのまま恵比寿のAFURIへラーメンを食べに。



ちなみにこの後、
僕は何を血迷ったのか、もう一杯ラーメンを食べました。

そんな一日。

2011-11-22

オーストリアのワイン

飯島です。
先日友達と千葉へ行った際に、こんな光景が。


左足がちょっとめくれちゃってたんですよ。
ただ、手が届かないチーバくん。
目がチャーミング過ぎて、必死さが伝わらず誰も助けてくれません。

そんな千葉での出来事。

で、話は変わって今日はオーストリアのワインを紹介。

ヒードラー ピノ・ノワール 2006
まず、オーストリア・・・カンガルー?

パッと見、よく間違います。カンガルーのいない方の国。
小さい国(北海道くらいの面積)で、
造ったワインをほとんどが自分たちの国で飲んじゃいます。
なので輸出量も少ないわけで、
オーストリアのワインって聞いてもほとんどの人がピンとこないのかもしれません。

 
ただ、このワイン今回飲むのは二回目ですが、初めてシェフの家で飲んだときの驚きったら。
初めは生産国とか価格とかが頭の片隅にあって、
その味わいから「発見!」的な面が大きかったのかもしれませんが、
再び飲んでみると、そんなの抜きにして単純に美味しいです。

 

香りから想像する味わいよりもジューシーでガッツリとくる口当たり。
ピノ・ノワールの綺麗な酸の特徴にちょっぴりのなめらかさからくる重厚さ、
でも、サラサラ飲める軽快さも。

どっちだよ、って言いたくなるかもしれませんが
どっちとも取れるというかバランスがい~んです。
飲んだ後の果実感たっぷりの余韻も、とってもイキイキ系。
とまらなくなります。

とても飲みやすくて、飲み手を選ばないワインだと思います。
是非、試してみてください。



そして、今週末はフェスティヴァンへ行ってきます。

2011-11-16

夜市 ~火十人~

先日はちどり食堂さんの夜市出店してきました。


もうすっかり、日が暮れるのも早くなって今回は17時スタート。
僕はちょっと遅れての参加になっちゃいました。


遅れて準備し始めた頃にはもうたくさんの人が。
今月のテーマは”火”ということで、ドラム缶で焼くピザなんかもあったり。
どて煮も美味しかった~ごちそうさまでした!

今回はかなりの量を食べて飲んでと、終わる頃には満腹(そしてほろ酔い)。


ちなみにウチもテーマに沿って(?)、アツいワインのラインナップで。


~紹介ワインリスト~


四恩醸造 窓辺(橙) 2010
シャソルネイ・デュ・シュッド キュベS 2009
シャソルネイ・デュ・シュッド キュベG 2010
ヒードラー ピノ・ノワール 2006
ポール・ルイ・ウジェンヌ プティ・キュヴェ・カイユティーヌ 2006
ドメーヌ・ヴァシュロン サンセール・ブラン 2010


ちなみに、12月の夜市は10日(土)に開催予定で、その後は4月まで夜市はお休み。
なので、来月はみなさん是非参加してみてください!

来月はクリスマスも近い訳ですし、スパークリング辺り・・・いっちゃいますかね。



お酒は二十歳になってから。

夜市の様子が書かれているはちどり日記はコチラ!

2011-11-10

食卓に花を

最近の急な冷え込み。
鼻をかんでばかりいます。
まぁ、鼻炎持ちなんで、年中鼻をかんでいるわけですが。

はい、寒さと暑さに弱い飯島です。


先日入荷しました、四恩醸造「窓辺」をご紹介。


四恩さんのワインは先月のワイン会でも使用させていただきました
ただ今回のこの「窓辺」が当店では四恩醸造さんからの初入荷になります。
オオタヤセラーズの3人共に待ち焦がれていた一本。

四恩醸造 窓辺 橙 2010
四恩さんのワインのエチケットは主に花の絵!
これはテーブルにこのワイン(花)を置くことで楽しい食卓をさらに彩れるようにと。

僕の部屋のテーブルは黒くて、地味ーっなんですが、
テーブルに置くと華やかに。
・・・本当は大勢で楽しく日本食なんかも並べてって方が似合うかもしれませんが。
まぁ、一人でも気持ちの持ちようで。


四恩醸造の醸造・販売責任者である小林剛士さん(通称つよぽん)とは
お取引にあたってお話しさせていただいたのですが、
なんとも自然体で明るい!

初めてお話しさせて頂いたとき、僕はドギマギしつつも親近感を・・・。
ただ、そこは造り手さん。
短い時間でも気持ちの入ったアツいお話、販売する側としてもとても考えさせられました。


 ふんわりと梨や吟醸香かのような甘い香りに
爽やかなレモンのような柑橘系。
繊細~っ!な香り。

開けたては微かにプチプチと炭酸。
 ライトな味わい。
でも、そのライトな印象にぴったりな優しい酸味と果実の甘み。
しっかりとしたアルコール感からくる膨みに乗って、優しい味わいと香りが共にじんわりと。

 先日のブログで仲真氏もコレを飲んで「たまんない味わい!」って書いていたんですが、
同じく、ん~~たまんない!ってなりました。



あれやこれやと表現させて頂いたんですが、軽く読み流してもらえたら、
何も考えず飲んでみてください。
きっと食卓を彩ってくれるかと。



なお、このワインは今週12日(土曜)のはちどり食堂さん”夜市”にて試飲・紹介致します。
お楽しみに!


2011-11-09

むしる事。食べる事。

先日の「毛をむしる会」。
こういうのが苦手な方はパスして下さいませ。

写真は既出ですので、ご覧いただいた方もいるかとは思いますが、
補足的な感じで書いてます。

立ち位置はいつも補足。な山中です。


今年の一発目は、山うずら・青首鴨(メス)・森バトさん。

を、むしる人。



そして。


こうなる。

山うずらのロースト そのジュと。

内臓を詰めて焼き上げた森バト ソースボルドレーズ。

野鴨と焼き葱。

野鴨と焼きりんご。バージョンはノー写真でフィニッシュです。

〆は、ウサギのポトフのスープで炊いた炊き込みご飯。

…と、酒屋のブログらしくお酒を。
簡単なコメントでさらさら~っと。

NV ジョルジュ ラヴァル プルミエクリュ

シャンパーニュでビオロジックを実践する小規模生産者だそうで。
厚みのある味わいながらも繊細な余韻。

この当たり障りのないコメント…
山中は、シャンパーニュ上手く表現できません。

04 ソービニオン ダリオ・プリンチッチ(伊・白)

すりおろしリンゴ!!バジル!!蜜!!紅茶!!好き!!
グラスに注いですぐに褐色になる白ワイン。素敵。

03 リボッラ・ジャッラ アンフォラ ヨスコ・グラヴナー(伊・白)


アンフォラという壺で白ブドウの果皮と供に発酵・熟成させる(通常はステンレス製、又は木製の発酵槽、樽を使用)んですが、白とは思えない位のパンチのある味わいです。
ミネラル詰め放題な口当たりと、角の取れた酸。シュークルートと合せてみたいですな。

05 クロ ド ラ クーレド セラン  ニコラ・ジョリー(仏・白)

出ました!ジョリー教!フランス5大白ワイン!
他の4つが何かは知りません。。

この日、一番面白かった一本。
ビオデナミの教祖様。

抜栓したては「こんなもんか…」が、も~変身しすぎ!
同世代の男子諸君なら分かるかと思いますが、仮面ライダーブラックRXが変身するかのような
変貌っぷり!
けど、山中はシャドームーンの方が見た目好きでした。

味わいは書きません。飲んでみてもらいたいから。
楽しくて、もう一回ゆっくり付き合いたいワイン。

09 レ トラヴェルセ ラングロール(仏・赤)

満場一致で旨い!の赤。
これを持ってきた仲真氏を褒めてあげたいと思います。
「南仏コートデュローヌのシラー主体」と聞くとスパイシーなイメージがついて回るのですが、
果実味たっぷり、ピュアでジューシー。ビューティフルローヌの大本命。

09 トゥーレーヌ・ピノノワール ピュズラーボノム(仏・赤)

みんな大好きピュズラーのネゴシアン物の赤です。

ロマネコンティーの使用樽で熟成させたスペシャルキュヴェを、間違って通常のキュヴェと
混ぜちゃったスペシャルミステイクなナイスピノ。

赤いフルーツのコンフィ、ドライイチヂクの優しい果実。
ほっこりチャーミングなナイスピノ。

10 コルボー シルヴァン・マルティネズ(仏・赤)

「ブドウなに?」
『グロローノワール』
「…なんだっけそれ?」

そんな。情けない私達です。
粒の細かいタンニン。ジュクジュクした甘みを伴う黒系果実。

08 ブルゴーニュルージュ ロベール・シュルグ(仏・赤)

翌朝、若旦那と。
ちょいと酢酸的な酸が目立つものの、まったりした朝の酔い覚ましには丁度良し!

と、長くなりましたが、こんな感じの補足の文です。



鶏達は、ガラから内臓まで、可食部はすべて綺麗にいただきました。
ふざけて悪ノリしながら進んだ会も、感慨深い部分もあるもので。

むしりながら話をしていたのですが、
普段、スーパーで平然と並ぶ切り身になった「食品」も、元は命あるもので。

簡単に、当たり前に、口にできる便利さは有難くもあり、
それが「普通」な事にどこか違和感を感じたり。。
それが無ければ「普通」の生活は出来ない訳で。

思うところは、いろいろあれども上手くは言えませんね。
「いただきます。」をもっと大切に。

大人の食育。

2011-11-02

フェスティヴァン '11

10代の頃ロックスターを目指していたボクは、
日々音楽とワインに時間をそそいできた。
(お酒は二十歳になってから。)
ロック、ヒップホップ、フォーク、スカ、レゲエ、エレクトロニカ、
テクノ……まだまだたくさんのジャンルを通過してきたボクは、
自分自身のプレイヤーとしての表現力、未熟さに憤る。

「こんな演奏ではお客さんに自分が伝えたい事が伝わらない
!」
そこで考えたのが顔で演奏する!
「顔面演奏!」である。
手が動かない分を顔でカバーする!
もちろんサビの部分はオーガズム状態であり
顔はかなり逝っちゃった状態なのである。
それがイントロからだと、
可笑しな人であり
非合法な薬をたしなんでいる人だと思われるので
熟練のさじ加減が必要なのだ。
この演奏方法をマスターすれば、
最終的にはギターなしでも十分に伝わるはずなのだが
またそれも自分自身の甘さから挫折したのである。

そこでフェスティヴァンである!(無茶苦茶な流れ)
いやそのフライヤー(チラシ)を見た人で、
ジミヘンのジャケを思い起こした人は
ボクだけではないと思う。
あのサイケな装いまさしくボクが影響を受けまくった
ジミヘンなのだ!

フェスティヴァン。自然派ワインのイベントであり
楽しく飲んで食べるということが目的の場なのだが、
受けてによっては、
ギターを掻き鳴らしたくなる祭りなのかもしれない。

あのフライヤーを見てディストーションを踏んだ人間は
ボクだけじゃないはずだ。

ちなみに四恩「窓辺'10赤、白」を飲みながら書いてます。
やっぱりたまんない味わいです!

仲真