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千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2013-07-17

クラフトビール飲み比べ(エール編)


前回に引き続きクラフトビール飲み比べ(エール編)です。
 
⇒クラフトビール飲み比べ(ラガー編)はこちら!

今回エール編ですが、本数は11本。
ちなみにエールは上面発酵で、前回のラガーは下面発酵の意味。
日本で売られているほとんどのビールはラガーで、エールは一割程度。
エールのほうがスッキリ・喉越しというよりは、香り・味わいに個性強いものが多いです。


今回、実際に飲み比べした順番でブログも書いているわけですが、
後半に行くにつれてメモ書きも乱れ乱れ。
人数もいて酔ってしまえば、メモなんか!ってなってしまうのはしょうがない。
でも、ひどい場合、
その時の状況なんかもごっちゃ混ぜで思ったことを書いているので
わけの分からないことを書いています。

たとえば「一致◎」
なにか一致したんでしょう。
情報なしに等しいです。
◎に至っては意味分かりません。

そんな状況ですが”ささっ”と記憶+メモ書きをたよりに書いていきます。

⑥ニードビール クリームエール
前回の男気ジャケットのニードビール、エール版。
使われている材料はまったく同じものなのに、造り方が違うだけで違います。
ラガー版より濃いけど苦くなく、しっとり穏やか。
クセなんかはなく飲みやすいです。
機会があればぜひ飲み比べて違いの分かる男になってみるのも。

⑦帝国 IPA
続いて、二本目は沼津ビールの帝国 IPA。
IPAとはインディアペールエールの略でイギリス発祥のビール。
普通のペールエールよりも麦芽を多く使ってアルコールを高めにしているものが多いみたいです。
このビールもアルコール少し高めの5.8%。
見た目は色濃く、そそられる見た目だったんですが、案外シンプル。
ほんの少し香ばしさと、最初から最後まで苦味がしっかりあります。

⑧常陸野ネストビール アンバーエール
茨城のクラフトビール、常陸野ネストビールのアンバーエール。
今回、全員が一番食いついたビールかもしれません。
爽やかホップのいい香りと泡もまろやか。
香ばしさ、甘さ、コク、目立ちすぎない苦味、バランスがGOOD。
リピートしたくなるビールです。

⑨伊勢角屋麦酒 ペールエール
三重県伊勢市の伊勢角屋麦酒、ペールエール。
このあたりからですかね。。。みんな楽しくなり始めて、僕はだんだんと個性を求め始め。
ペールエールの苦味に慣れ始めたのか、このペールエールが苦味控えめなのか。
ほかに比べスッキリ系で、なんとなく物足りない。
でも、これも個性なのかと。

⑩九十九里オーシャンビール ペールエール
前回のブログから合わせれば10本目、九十九里のオーシャンビール、ペールエール。
こちらもよく飲んでますが、やっぱり飲み比べて気付くしっかりさ。
なんかブラインドしても「あっ、オーシャンビールだ」って分かりそうな素朴な感じの共通点があります。
まー実際、外すんでしょうけど。なんとなく穀物っぽさが漂います。

⑪いわて蔵ビール ヴァイツェン
飲む順番間違えましたかね。
ここからは爽やかヴァイツェン。
まずは、いわて蔵ビールのヴァイツェン。
ペールエールの後だと、かなりのフルーティな香り。
味わいでも苦味の強いペールエールの後だったのもあって、かなりさっぱりで優しい。
苦味は抑えて、詰まった味わい。
いわて蔵ビールがこの一本のみだった為、他も頼んで飲み比べしとけばと後悔。

⑫箕面ビール ヴァイツェン
ヴァイツェン2本目は大阪・箕面ビール。
箕面ビール、安定した美味しさ。
香りは16本中一番強く感じましたね。
クリーミーな泡、華やかでスッキリ。
バランスよく、飲みやすくて万人受けするビールだと思います。

⑬九十九里オーシャンビール ヴァイツェン
最後のヴァイツェンはオーシャンビール。
他のヴァイツェンに比べると少しふっくらとした甘みを感じるフルーティ香。
そして、素朴感。。。コレに尽きます。
オーシャンビールは初めにヴァイツェンから飲んでみてください。

⑭伊勢角屋麦酒 スタウト
そして、ここからはスタウト。
残り3本なので、もう少しお付き合いいただければと。

一本目は伊勢角屋麦酒のスタウト。
第一印象はコーヒーゼリーで満場一致。
軽めのボディですが程よい苦味とロースト香。
伊勢角屋麦酒の中では個人的にスタウトがしっくりきました。

⑮常陸野ネストビール スイートスタウト
続いて、常陸野ネストビールのスイートスタウト。
スイートと言ってもほのかな甘みです。
そして、伊勢角屋麦酒のスタウトよりも、軽い味わい。
黒い見た目以上に飲みやすいです。
ただこの頃、濃い口モードだった僕は伊勢角屋麦酒のスタウト。

⑯九十九里オーシャンビール スタウト
ラストはオーシャンビールのスタウト。
個人的ではあるんですが、スタウトってこういうのでしょ!?
ってくらい、他二本とは違いがありました。
独特の旨みと酸味、そしてロースト・苦味もしっかり。
一般受けは?といわれるとなんとも言いがたいですが、僕は好きです。





そんなこんなで一気にエール11本ご紹介させていただきました。
はっきりいって、参考にもならないかもしれませんが、
今回紹介したビールを飲む機会があれば
ふと今回のブログを思い出していただいて、何か一つでも共感して楽しんでいただけたらと。

なお、今回紹介したクラフトビールのうち
九十九里オーシャンビールのみを当店では販売しておりますので、
ご興味お持ち頂けましたら、是非。

九十九里オーシャンビール ペールエールはこちら!
九十九里オーシャンビール ヴァイツェンはこちら!
九十九里オーシャンビール スタウトはこちら!

2013-06-23

クラフトビール飲み比べ(ラガー編)

お久しぶりです、飯島です。

いきなりですが、最近よく聞きませんか?
クラフトビール。

意味的には地ビールと似たり寄ったりなわけで、こだわりを持って造られた小規模生産のビールのこと。

九十九里にもオーシャンビールというクラフトビールはあって、
個人的に良く飲んではいたのですが、
他の県のクラフトビールってあまり知らなかったわけです。

なので、思いきって各地の取り寄せて飲み比べしてみました。


集まったクラフトビールは16本。
酒は人並みには飲めますが、さすがに16本はキツイので友人を呼びつつ、
ひたすらこの日はビール。

まずは日本人に馴染みのあるラガーから5本。

①やみぞ森林のビール ピルスナー
一本目は、ステンドグラスちっくなラベル、 やみぞ森林のビール。
とりあえずの乾杯でスーパードライを飲んだ後だったんで、コクあるね。という感じ。
でも16本を一週して、ほろ酔いで再度飲んでみれば
他に比べて程よい苦味でスッキリ系のピルスナー。
いつものビールよりちょいと変化を求めたい方にオススメ。

②箕面ビール ピルスナー
大阪・ 箕面のビール。
ほんのり濁りある見た目は箕面ビールの共通?
華やかな香りで①の「やみぞ森林」に比べると厚みがあってまろやか。
深みを感じる味わい。でもでも、飲みやすいです。
じっくりと嗜みたくなるビール。

③九十九里オーシャンビール ピルスナー
地元、九十九里のクラフトビール。
良く飲んでいたわけですが、飲み比べて初めて分かる事ってありますね。

飲み比べる前まではスッキリ系のイメージだったんですけど
他のピルスナーと比べると、コレが結構しっかり、ガチッとした味わいで多少混乱。
飲んだ後もかなり他とは違う香りと個性が出てます。
この辺の表現が勉強不足でうまく表現できないんですが、 マイルド寄りに感じました。
ビール奥が深いですね。

④ニードビール クリームラガー
個性あるワイルドラベル。
一同”男気ジャケット”を連呼です。
名前が完全に男気ジャケットになってました。

クリームラガーって何?って思いましたが、北アメリカ発祥のラガーのことみたい。
だからなのかワイルドアメリカンなラベル。
名前にクーリムがついてるんでクリーミーなのか?なんて安直な考えとは裏腹に
爽やかな柑橘系の香りでスッキリです。
口あたりも軽くて、程よくほろ苦。 ほほ苦。


やみぞ森林のビール ヘレス
①と同じ「やみぞ森林のビール」のヘレス。
ヘレスはドイツの淡色ラガーのことを言います。

①のピルスナーと比べると丸みがあって柔らかい甘み。
苦味もトゲトゲしさがなく、スイスイ飲みやすい。
ほんのり甘い余韻も面白いです。
女性にも勧めやすいかと思います。


というわけで、ラガー編はこの5本で終了。
そして、次回はエール編(11本)。
記憶を頼りに内容まとまり次第アップしますのでお楽しみに。

ちなみに、当店では今回紹介したクラフトビールのうち
九十九里オーシャンビールのみ販売しておりますので、
ご興味お持ち頂けましたら、是非。

九十九里オーシャンビール ピルスナーはこちら!

一升瓶のピルスナーはこちら!

2012-10-19

山のおんぶ


先週末、山武市で行われた「山のおんぶ」に参加してきました。
今回、はちどり食堂さんと一緒になってワインを持ち込み出店です。

 


はちどりさんはオリジナル塩麹ソーセージを焼いて出していたわけですが、
これがまた”大”がついちゃう人気ぶり!
毎度の如く、手伝ってもらってる三浦氏も今回は写真のとおり焼き師です。
休む暇なしでソーセージ転がしまくっとりました。 
そして、そんな予想外な三浦氏の働きっぷりを見て、僕も忙しそうに突っ立っていたわけです。

ソーセージを焼き始めると煙につられてソーセージ待ちの行列ができ、
そこからワイン飲みたいお客さんのおこぼれ頂戴!焼けたソーセージも頂戴!的な感じ。




夜になれば雰囲気もガラリ。
もうどこ見ても手作りで温もりあるアート、そして音楽。
もう飲むっきゃないっしょ!な雰囲気。

ただ、残念なことに天気もガラリだったわけで。
暗くなるにつれて小雨だった雨もどしゃぶりになってしまう始末・・・。
でも雨の中でも音楽と共に、傘を差してはしゃぐ人、傘なんて~とはしゃぐ人、たくさんのはしゃぐ人で盛り上がってました。









今回、このイベントには出店どころか見に行ったこともなく、
まったくの未知だった為、不安もありましたが
とっても楽しく、有意義な時間が過ごせました。

そんな楽しそうな空間が少しでも写真で伝わったのであれば来年!是非参加してみてください!



そんなわけで、今回出店の際に持っていったワインの一部を紹介していこうかと。

ドメーヌ・ド・ベル・ヴュー ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ 2011
後味がきゅるっきゅる~なミネラリー白!
軽くスッキリです。なのでガブガブと飲むのも”あり”なんですが、
そこは普通のミュスカデと思わずに、ぜひ早飲みせずに
繊細だけど豊富な果実味も味わってみてください。
楽しむ幅やシチュエーションが広がるかと!

苦味を思わせるというか塩っぽい香りと青リンゴの爽やかな香りが
海に限らず西日の差す森の中でも、そよ風感じながら飲んでみたかった。

ノエラ・モランタン ピショー 2011
続いては、ミュスカデとは対照的にトロピカル~ノエラの白!

マスカット様な香りはソーヴィニヨン・ブランっぽくない。
香りは厚みがあり、でも味わいはスッキリでクリーン。
なんか違和感を覚える香りと味わいのコラボ・・・でもこれがこのワインの個性なのかと。
消えそうで消えない酸味とフレッシュな旨みに、こちらも苦味の加減がたまらんです。

ノエラ・モランタン マリー・ローズ 2011
そして、次もノエラ!
以前ヴィンテージ違いで2010年を紹介させていただいたんですが、
なんとなく昨年のものより洗練された味わい。
余計な部分はそぎ落とされている感じで、なんだか
・・・ホントの私を見て!
って言われてる気分です。
ちなみにインポーターさんには、是非とも伊勢えびと合わせて飲んで!と。
合わせたいですが、なかなか伊勢えびに手が出ていない・・・。

レ・シャン・リーブル ラール・デ・ショワ 2008
こちらも以前紹介させていただいたラール・デ・ショワのヴィンテージ違い。
 (以前紹介したのは2006年モノ)
今回のはちどりソーセージに合わせたくて持って行きました。
このワイン特有のジュワ~とくる旨みと酸味がはちどりソーセージの肉の旨みと抜群にマッチ!
ただ、2006年に比べると2008年はやや肉付きが薄く、2006年にも合わせたかった!
でも、美味しかったから、それでいい!

ラ・トレイユ・ミュスカ レフロンテ 2010
最後は独特な個性を放つ赤!
こちらはインポーターさんで試飲させていただいて、個人的に食いついちゃったんです。
その時、飲んでパッと頭に出てきた言葉といえば・・・濃縮。
ウマって思って即注文。

店に届いて、またまた試飲してみれば前回は気付かなかった独特な香り。
ドライプルーンの甘い香りに鉄っぽさ、漢方薬のような独特さ。
これも個人的には好きです。
女性が造ったとは思えないくらいワイルドな赤です。

 


というわけで、ドドドッとダルくなる一歩手前くらいの長文で一気に紹介させていただきました。
どのワインも個性豊かで美味しくて、
今回「山のおんぶ」で、どれも美味しいと言ってもらえて本当に嬉しかったです。

今回紹介したワインはコチラ↓

⇒シチュエーションを選ばないスッキリ!ミュスカデはコチラ!
⇒個性感じる、トロピカルなノエラの白はコチラ!
⇒余計なものはいらないんです。ノエラのロゼはコチラ!
⇒ソーセージ食べたくなっちゃった方はコチラ!
⇒ワイルドな女性に憧れる方はコチラ!

そしてそして、今週土曜は夜市にてまた何本か紹介させていただく予定なので、
ご都合の合う方は是非遊びにいらしてください!

夜市の情報はコチラ!

2012-09-11

千葉、千葉、そして千葉

久方ぶりな飯島です。

オリンピックも終わり、まだまだ真夏日は続いてますが
もう9月も中旬に入り、気付けば紹介できていないお酒が溜まりまくっております。
まぁ、今後少しずつでも紹介していく予定です。




写真は今年の夏、宅飲みでは大活躍だった魔法のジョッキ。
販売されたのは2、3ヶ月くらい前のものなんですけどね・・・しかも、もう売ってないという。

よくあるビールの放置プレイの際に助かっちゃうぞっていう代物。
オリンピックなんか内容が白熱してくると、スルメは噛み締めてビールは放置なんてしょっちゅうあったわけで、そんな失態をおかしたって冷蔵庫から出したての状態で飲めるわけです。

まぁ、売ってないものの話はこれくらいにして
最近売られ始めたものの方を紹介するとします。

岩の井 純米酒 ちあうず

ご紹介するのは千葉の御宿町にある岩瀬酒造のお酒、「ちあうず」。
比較的濃厚な日本酒が特徴の”岩の井”がチーズなんかを使った洋食に合うように
仕上げたお酒なんです。




せっかくなんで千葉のお酒には千葉の食材をってことで、いすみ市のブルーチーズを注文。
ブルーチーズといっても比較的クセもなくて食べやすく、マイルドで美味しかったです。
そんなチーズと一緒に今回「ちあうず」 を飲んでみたわけですが。

「ちあうず」は香りは控えめな穀物香な感じで、
通常の日本酒に比べてアルコールが低いせいか軽い口あたり。
でも、軽い口あたりの中に強めな酸味と旨みがギッシリ詰まってます。

そして、個人的には飲み終えた後が印象的で。
なんというか、苦味がかなり抑えられているんです。

だからか、チーズのコクと「ちあうず」の旨み・酸味が調和した後も
日本酒の苦味の部分が浮いてくることがなくって
一緒になって消えていく感じ?
気付けばチーズ・ちあうず・チーズ・ちあうずの
やめられない、とまらない状態。

感じ方は人それぞれなので違った印象を持つかもしれませんが、
試してみてはいかがでしょうか?

岩の井 純米酒 ちあうず (500ml)  はコチラ!


そして、今日は千葉~な雰囲気なので
来週(9/17)片貝海岸にて行われるコチラのイベントもご紹介!




同じ日・同じ時間に千葉県全体で一斉に楽しくゴミ拾いということで、三連休の最終日!
興味ある方、お暇な方、海にはお世話になりまくりな方、参加してみてください!
僕も参加します。

詳しくはコチラ!


2012-07-02

手元にお酒があれば呑まずにはいられない。これを「アルトノーム症候群」と命名しようかと思っています。

季節の変わり目、お変わりありませんか?

一年中、財布の中は冬の空。山中です。

随分ご無沙汰をいたしております。
元来、不精な男なもんで…

東京に居を構えている時はセカセカと呑んでは「ブログ書かなきゃ!」と、尻に火がつきっぱなしだったものですが、山梨に移ってからはのんび~りお酒を愉しんじゃって…

「今度、ブログ書こ~♪」ってなもんで、滞ってしまいました。

手元にお酒があればねぇ~呑んじゃうし。のんじゃったらねぇ~。ねぇ?


けど、これからは呑んだお酒の魅力を伝えるべく、精進してまいります。
(↑主に若旦那への[ちゃんとやりますよ!]アピールです。)


と、そんな訳で、久々の正統派ブルゴーニュ


08 シャンボール ミュジニー レ・グリュアンシュ  ドメーヌ ディジョワ ロワイエ

「うまい!」


味わいの表現で「うまい!」って一番不粋な表現なんですが、これが一番最初の浮かんだ言葉です。


自分は作り手も畑も予備知識無い状態で仲真氏に飲ませてもらったのですが、もう開けたてから
ニヤニヤしちゃいました。
生粋の美人は生まれおちた時から美人なんですな。

まぁ…そうでない場合もあるでしょうが…。

透明感。整ったバランス。
赤系果実に動物的な香りが絡まって、柔らかな口当たりながら一本芯が通った味わい。

羊の皮を被ったなんとかってやつですか?

08年って「どうなの?」って評価も散見する年ですが。
いい仕事してますねぇ~って言ってあげたくなるくらい。努力の賜物なんでしょうね。

やっぱりお酒っておもしろいって思う今日この頃。
不精な山中ですが、「おっ!!」って思ったものを出来るだけご紹介したいと思っています。
FBかブログでかるーい感じで。

太田屋に扱いがない物もあるかと思います。
けれど、私達が標榜とする「愉しみの共有」につながれば。

こんなの欲しい!があったらどうぞご連絡下さい。
千葉の片田舎から全力で探し出します(若旦那が)。

では、また。










2012-05-24

今年初めての

かなり日にちが経ってしまったんですが、
今月の12日、はちどり食堂さんの夜市に参加させていただきました。

はちどり食堂さんのブログはコチラ!



昨年までは太田屋酒店として出店していたんですが、今年からは夜市スタッフとしてお手伝い。






もちろんワインも出させていただきました。
ただ今回からはグラス売りにチェンジです。

というわけで、今回の夜市で紹介させていただいたワイン4本ご紹介。

まず、白を2本!

ピュズラ・ボノーム トゥーレーヌ・テニエール・ブラン 2008

おなじみ、ピュズラさん。
葡萄はムニュ・ピノとシュナン・ブラン。

スモーキーな香りとリンゴのみずみずしく甘い香り。
なんというかグレープフルーツ程ではない・・・蜜柑っぽい果実味。
旨味さんが、保護者的な立ち位置で酸味&ミネラルのやんちゃっぷりを抑えてくれます。
キレッキレ!というよりはノビッノビなピュズラです。

嫌いじゃない。いや、むしろ好きです。

ピュズラ・ボノーム トゥーレーヌ・テニエール・ブラン 2008 はコチラ! 


フィリップ・ボールナール コート・デュ・ジュラ ”レ・ゴードレット” 2007

以前シェフが”赤いキツネ”と紹介した、個性的なジュラの造り手”フィリップ・ボールナール”。
シェフが紹介したのは赤だったんですが、こちらは白。
”レ・ゴードレット” は2007年が初リリースの希少シャルドネ!

開けたては微炭酸で、舌がピリピリ。
ナッツの風味たっぷり香ばしい焼き菓子のような芳香。
口当たりが優しく、はじめは水のような透明感なのに
徐々に我慢できなくなった酸・旨味・ミネラルがジワジワと出てきます。
・・・ピュア。

結構、個性あるので夜市に持ってくのを多少ためらったのですが、意外?に好評でした。

フィリップ・ボールナール コート・デュ・ジュラ ”レ・ゴードレット” 2007 はコチラ! 


続いて、赤2本!

ピエール・ゴーティエ ブルグイユ・ジュール・ド・ソワフ 2007

ロワール地方ブルグイユの畑仕事人間な生産者”ピエール・ゴーティエ”。
カベルネ・フランっぽくないって聞いてたんですが、正直カベルネ・フランっぽかったです。

ぽかったとはいえ、酸味が力強く、
ジューシーだけどスリムボディ。
味わいの波の穏やかさといったら、・・・湖畔浮かびましたよ。
余韻は清々しく、スルスルと呑めます。

ん~隠れグラマラス!

ピエール・ゴーティエ ブルグイユ・ジュール・ド・ソワフ 2007 はコチラ!


アルフィエロ・ボッファ バルベーラ・ダスティ・ムントリヴェ 2004

最後はイタリア、ピエモンテ州のワイン。
60歳過ぎの上品なイタリア紳士”アルフィエロ・ボッファ”の赤。

甘くて濃厚そ~なジャミーな香り。
一見パワフルなのに、ドライな味わいで
どこかつつましさが。
余韻で甘みがふんわり、ドライフルーツが口の中に残りタンニンも滑らか。

控えめだけど
ギュッと詰まってる、feelそう、ギュッと!なイタリアワイン。

アルフィエロ・ボッファ バルベーラ・ダスティ・ムントリヴェ 2004 はコチラ!


そんなんこんなんで、暴走気味に4本紹介させていただきました。
来月(6/9)も夜市は開催されますので、九十九里に来た際には酔っていってみてください。

2012-05-03

夏も近づく

八十八夜も過ぎ、GWも既に後半。 
どうも、茶摘みを経験してみたい飯島です。 

今日の九十九里は天気”大荒れ”になっていますが、
だんだんと暖かくなってきてましたね。

もう春も終盤。夏の気配もチラホラ。




先日、九十九里では海開き。
天気にも恵まれました。

そして、町にも人が集まり始め
活気を感じる中、お酒を配達していて気づかされます。

あーたけのこ、そこにたけのこ、ここにもたけのこ、と。

町中いたるところで筍の山積みを見つけるわけです。

これだけあれば中にはいるんじゃないですか?
朝から晩まで食卓に筍料理が並び、
早くこの筍が消えてくれないかと思っている人。


ちょっと待った!
酒のつまみにもしちゃいましょ!

ってことで、今日は筍料理にあうお酒をご紹介!


福祝 特撰大吟醸

お酒は千葉県君津市久留里の藤平酒造「福祝」。
ここの蔵は家族経営で、お酒も兄弟3人で造ってます。

そして、使われている水は「平成の名水百選」にも選ばれた”生きた水・久留里”!
三兄弟が造る、くるりの奇跡です。はい。



香りはずっしりこない爽やか系。まるで梨。
酸味が控えめなんで、ほんのりな甘味も目立ってます。
繊細で透き通る味わい、ツルリと飲んじゃう飲みやすさ。
 
もう筍ご飯とか若竹煮とか、筍の本来の香り・味わいを楽しめるものなんかを
つまみにしちゃったら、たまらんですね!


筍たくさん食べた後も、日本酒メインで考えたりするとまた食べたくなるはず!
お試しあれ!