説明

千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2012-02-10

春酒香んばし

節分、立春も過ぎ、寒いけど暦の上ではもう春。
そんなわけで、今日はちょっぴり早いけど、春酒。

お酒は千葉ではお馴染み「飯沼本家」の春限定酒”春酒香んばし”。
このお酒は一年でもっとも寒い時期にお酒を造る寒造り。

以前、酒造りを体験させていただいた時に
洗米をやらせていただいた事があるんですが、もうキツイのなんの。
雪降る寒さの中、ハチャメチャ冷たい水に素手にて洗米。
もう修行の域。

大吟醸酒ともなれば、ピリピリムードの中
洗いの「開始ッ!」・「止めッ!」を秒単位で管理してるんです。

そんな造り手さんの愛情たっぷりな吟醸・大吟醸酒を豪華に飲み比べ。

甲子 春酒香んばし 純米吟醸生原酒
まずは、純米吟醸酒から。
香りはそよそよと感じる吟醸香。控えめな方。

口に含むと・・・

「冷やして呑んだらいい!」

と聞こえてきたような、こないような。
もう水のような爽やかさ。
でも、後半にはお米のボリューミンさが出てきて、
梨を食べた後のような瑞々しい甘さが残ります。

冷たい口当たりの後に、口中で暖まって味わいの花開く。
まさに春!冷やで是非!

甲子 春酒香んばし 純米大吟醸生
続いて、純米大吟醸。
単独でグイグイいけちゃいます。

香りは同じラベルなだけあって、コチラもそよ風ちっくな控えめ吟醸香。
少しこちらの方がスッキリとした印象。

純米吟醸に比べて辛さが控えめで、乳酸っぽさが目立ってきます。
一貫してスッキリしてますが、飲み込んだ後に甘い吟醸香が立ち上ります。

桜の花びらでもお猪口に浮かべ~、なんて風流な飲み方したくなります。
お花見の時期に個人的にやろうかなと。


甲子 春酒香んばし 純米吟醸生原酒はコチラ!
甲子 春酒香んばし 純米大吟醸生はコチラ!

0 件のコメント:

コメントを投稿