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千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2011-09-26

しずおカー。

去る9月4日、静岡県地酒まつりに行ってまいりました。


今更この記事を書く私のしつこさは、
長年ガラスに張りっぱなしで、剥がれないガムテープ。

山中です。

そんな訳で日本酒。
静岡だらけの大水泳大会って思っていただければ
おのずとテンションも上がるのです。
ポロリはあるのか?!

とね。

品川プリンスで19蔵元が集まる大きなイベントだったのですが、
その中から印象に残った3つを…

白隠正宗 山廃純米酒

これは今回参加できなかった飯島氏と前回「んめっ!」って言って、
今回は仲真氏ともニヤニヤしながら見つめあい。

3人共通でお酒くさい鼻息を荒くした一本。


奇をてらう訳でもなく、過剰な華やかさを持つでもなく。

柔らかい口当たりと米の旨味がゆっくりフェードアウトしていく様な飲み口。
一見地味なんだけど芯があるお酒。

好きすぎて何回も試飲させていただきました。
次回は特大の丼を持参いたします。


喜久酔 純米吟醸 松下米50

長いことキクスイだと思ってたらキクヨイなんですね…

藤枝で米作りから手掛ける純米吟醸。
これまたすーっと流れる様に綺麗な飲み口で、しっとりした感覚が口の中に残る。

街ですれ違って思わず二度見しちゃうくらいの魅力溢れた美人さん。
むしろ追っかけていきますね。電信柱に隠れながら。。    へへっ。。



杉錦 杉錦山廃純米 天保十三年

資料を見て、酸度が一際高く、どんなもんだべな?と思って飲んでみたんですが、
完全にパンクです。

香りのボリュームも構成もシンプル。
味わいも「複雑味」でなく「雑味」。

悪い意味じゃないです。

「品評会?そんなの…(Fから始まる素敵な4文字)だぜ!」的な。。

品評会受けをする煌びやかな香りや味わいに対するアンチテーゼの塊。
荒削りで雑味を伴った酸があるのですが。筋が一本通った独自のスタイル。

木枯らし吹く頃に、燗して丸くなりながらチビチビやりたい。
肴は炙ったイカでいい!ですね。

と。
余談ですが、抽選会で2等が当たりました。
ツキとか運に縁の無い私が当たりました。

一昨日、話題になりました人工衛星の落下。
「こいつも当たっちゃうんじゃないの?!」
って期待と不安に胸を踊らせました。

まだ生きながらえてます。

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