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千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2011-11-09

むしる事。食べる事。

先日の「毛をむしる会」。
こういうのが苦手な方はパスして下さいませ。

写真は既出ですので、ご覧いただいた方もいるかとは思いますが、
補足的な感じで書いてます。

立ち位置はいつも補足。な山中です。


今年の一発目は、山うずら・青首鴨(メス)・森バトさん。

を、むしる人。



そして。


こうなる。

山うずらのロースト そのジュと。

内臓を詰めて焼き上げた森バト ソースボルドレーズ。

野鴨と焼き葱。

野鴨と焼きりんご。バージョンはノー写真でフィニッシュです。

〆は、ウサギのポトフのスープで炊いた炊き込みご飯。

…と、酒屋のブログらしくお酒を。
簡単なコメントでさらさら~っと。

NV ジョルジュ ラヴァル プルミエクリュ

シャンパーニュでビオロジックを実践する小規模生産者だそうで。
厚みのある味わいながらも繊細な余韻。

この当たり障りのないコメント…
山中は、シャンパーニュ上手く表現できません。

04 ソービニオン ダリオ・プリンチッチ(伊・白)

すりおろしリンゴ!!バジル!!蜜!!紅茶!!好き!!
グラスに注いですぐに褐色になる白ワイン。素敵。

03 リボッラ・ジャッラ アンフォラ ヨスコ・グラヴナー(伊・白)


アンフォラという壺で白ブドウの果皮と供に発酵・熟成させる(通常はステンレス製、又は木製の発酵槽、樽を使用)んですが、白とは思えない位のパンチのある味わいです。
ミネラル詰め放題な口当たりと、角の取れた酸。シュークルートと合せてみたいですな。

05 クロ ド ラ クーレド セラン  ニコラ・ジョリー(仏・白)

出ました!ジョリー教!フランス5大白ワイン!
他の4つが何かは知りません。。

この日、一番面白かった一本。
ビオデナミの教祖様。

抜栓したては「こんなもんか…」が、も~変身しすぎ!
同世代の男子諸君なら分かるかと思いますが、仮面ライダーブラックRXが変身するかのような
変貌っぷり!
けど、山中はシャドームーンの方が見た目好きでした。

味わいは書きません。飲んでみてもらいたいから。
楽しくて、もう一回ゆっくり付き合いたいワイン。

09 レ トラヴェルセ ラングロール(仏・赤)

満場一致で旨い!の赤。
これを持ってきた仲真氏を褒めてあげたいと思います。
「南仏コートデュローヌのシラー主体」と聞くとスパイシーなイメージがついて回るのですが、
果実味たっぷり、ピュアでジューシー。ビューティフルローヌの大本命。

09 トゥーレーヌ・ピノノワール ピュズラーボノム(仏・赤)

みんな大好きピュズラーのネゴシアン物の赤です。

ロマネコンティーの使用樽で熟成させたスペシャルキュヴェを、間違って通常のキュヴェと
混ぜちゃったスペシャルミステイクなナイスピノ。

赤いフルーツのコンフィ、ドライイチヂクの優しい果実。
ほっこりチャーミングなナイスピノ。

10 コルボー シルヴァン・マルティネズ(仏・赤)

「ブドウなに?」
『グロローノワール』
「…なんだっけそれ?」

そんな。情けない私達です。
粒の細かいタンニン。ジュクジュクした甘みを伴う黒系果実。

08 ブルゴーニュルージュ ロベール・シュルグ(仏・赤)

翌朝、若旦那と。
ちょいと酢酸的な酸が目立つものの、まったりした朝の酔い覚ましには丁度良し!

と、長くなりましたが、こんな感じの補足の文です。



鶏達は、ガラから内臓まで、可食部はすべて綺麗にいただきました。
ふざけて悪ノリしながら進んだ会も、感慨深い部分もあるもので。

むしりながら話をしていたのですが、
普段、スーパーで平然と並ぶ切り身になった「食品」も、元は命あるもので。

簡単に、当たり前に、口にできる便利さは有難くもあり、
それが「普通」な事にどこか違和感を感じたり。。
それが無ければ「普通」の生活は出来ない訳で。

思うところは、いろいろあれども上手くは言えませんね。
「いただきます。」をもっと大切に。

大人の食育。

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