最近シェフ山中が引っ越したので、ゴマ漬け持参で引越し先の山梨へ行ってきました。
充実した山梨旅行を思わせてくれる、ぶどう畑の写真。
でも、実際は欲をかき神奈川にも立ち寄って向かった結果、渋滞にも巻き込まれ・・・
シェフ宅に着いたときには勝沼周辺の人たちの活動時間は終わりを迎えていたわけです。
上の写真は勝沼のぶどうの丘。
もちろん、ぎりぎりアウトでカーブには入れてもらえず。
でもいいんです、今回は。
なんたって美味しいゴマ漬けを届けられたんですから。
そんなわけで、今日は
その山梨県のワイン「四恩醸造・クレマチス」が入荷したので、ご紹介。
去年のワイン会で使用させていただいたワインですが、
その当時はまだ当店では扱えていなかった為、初入荷のクレマチス。
マグナムボトルも入荷しています!
四恩醸造 クレマチス(橙) 2011 |
今回手書きではないですが、ラベルに上書きで”無添加”
こういうところ、いーですよね。
橙に関しては、酸化防止剤は無添加。
オレンジ色の多少にごった外観。
写真めっちゃ旨そうに撮れました。
マグナムボトルに比べると750mlの方が澱が多かったです。
以前紹介した窓辺やローズの橙に比べると、ややどっしり構えてます。
香りはアルコリックでスパイシー。
飲み込んだ後には鼻の中をすりおろしリンゴが通過です。
キリッキリな酸味ではなく、角の取れた酸味で
飲み込んだ後にはふっくらナッツ感とみかんの皮を連想させるような苦味。
そんな個性を泡がシャキッとまとめた、しっかりめな甲州。
四恩醸造 クレマチス(ロゼ) 2011 |
続いて、ロゼ。
こちらはほんの少しの酸化防止剤が加えられてます。
写真だと分かりづらいんですが、開けたロゼは橙よりも濁っていました。
四恩さんの話によれば還元香があるとのことでしたが、
個人的にはまったく気にならなかったです。
トップに野菜っぽさ、そして徐々に出てくる苺と綿菓子みたいな懐かし~香り。
こちらは軽やかで
味わいがコーティングされてるようなツルツル感とミルキーさ。
飲んだ後には苺の丸かじり感。
全体の優しい味わいを泡がワンプッシュしてくれます。
そしてそして、
せっかくの発泡ワインなので自宅にあるグラスを使ってグラス別に飲み比べてみました。
写真の中のグラスで
一番香りの特徴をつかみやすかったのはテイスティング用グラス(写真=右)かな~と。
今回のワインではブルゴーニュグラス(写真=左中)だと、
なんとなく爽やかさが欠けてしまうような、香りが重たく感じてしまいました。
見た目ではやっぱり
フルート型(写真=左、右中)の泡の立ち上る感じがおしゃれ感。
でもそれだけじゃなく、他のグラスに比べて温まりにくいし、炭酸も抜けにくかったです。
パーッと華やかさを演出するにはやっぱりこっちですね。
グラスなんて~と思われるかもしれませんが、
グラスによって味わいも含め、かなり印象って変わるんです。
ワインだけに限らず、お酒や飲む状況に合わせてグラスを用意すれば、
より一層お酒を楽しめると思うので試してみてください。
最後に...シェフと野郎二人で見に行った勝沼の夜景写真で閉めようかと。
なお、既に橙・ロゼ共に本数が少なくなってきているので、試したい方はお早めに。
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