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千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2011-08-04

開栓注意の横倒厳禁!

頂き物のカブトムシ。
近所では、誰ももらってくれませんでした。
現代っ子はアナログな虫に興味がないんですかね。
小学校のころなんか筆箱の消しゴムの位置にクワガタが入ってましたけどね。

そんなシェフ山中のブログにあわせて虫ネタで8月をスタート、飯島です。




今日は以前ご紹介した寺田本家のお酒で、またまた変わり種をご紹介!




むすひ MUSUBI
発芽玄米酒の「むすひ」。
玄米酒なんで、お米は一切削っていません。
そして、発泡しているお酒。

「むすひ」と書いて「むすび」と読むらしいです。
ずーっと「むすひ、むすひ!」言ってました。

蓋がかなり脅してます。
でも、扱いはホントに注意が必要なんです。

このお酒、瓶内でまだ酵母が生きている為
常温保管なんてすれば発酵が進んで破裂しちゃいます。

底にはまっ白いもろみ。
旨味が出てそうです。


細心の注意を払って開けます・・・
シュワシュワっときて。

もろみが浮いてきて。
はい、噴き出しました。


・・・注意したのに。
正しい開け方は5分~10分かけてじっくり開けるのが正解。
写真を撮りつつやってたらダメですね。



飲むまでの前置き長くなりましたが、
香りは前回の五人娘の純米酒同様の酸味と穀物がダイレクトにくる香り。
ヌカっぽいです。
不思議と香ばしさも感じられます。 

一口飲めば、シュワっと炭酸がきて爽やかです。
でも、それは最初だけ。
口いっぱいに酸味が広がります。
 もちろん、旨みもたっぷり。

惣菜系のつまみが欲しくなりますね。

初めて飲む方は日本酒という概念は捨てて飲んでください。
 白ワインの方が近いものがあるんじゃないかってぐらいです。
でも、鼻から抜ける感じは穀物そのもの。

 このお酒を飲んだのは今回で3回目ぐらいなんですが、
初めて飲んだときは衝撃を受けたものの、今では心構えが出来てるのか?飲みやすいくらいです。


そして、蔵元オススメの飲み方も試してみました。
まずは、リンゴジュース割り。
独特の香りはリンゴジュースが前面に出て隠れます。 
個人的にはそのままの方が好きですが、
飲みづらい方にはいいかもしれないです。

続いて、豆乳割り
 これは面白いです。
 むすひがベースになって豆乳は酸味にまろやかさをプラスしてくれます。
ヨーグルトっぽくなりますが、お酒として美味しいです。


ちなみにこのお酒は、味わいが常に変化しているそうで、出荷したては少し甘みがあるそうです。
そして、一本一本様子が異なるという、普通では「無し」になりそうな考え方。
でも、それが生きているお酒ならではと造り手は考えています。

健康や長寿に役立つものとしても造られていて、
飲むとお腹の調子が良くなった・体の調子が良くなって元気になった・血糖値が下がった
などの声もあるそうです。
体を気遣ったお酒の飲み方もできると思います。

 一度、試してみてください。

むすひ MUSUBI はこちら! 

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