談志師匠がお亡くなりになったニュースを見て(自分の中では)開催が危ぶまれたフェスティヴァン。
喪に服して、しんみりと呑もうかと思ったのですが、
酒を肴に酒を呑むなんて素敵過ぎて…。
いざ始まればもう桃源郷。いや、酒池肉林!そして洋風に言うならパラダイス!!
山中です。今日もせっせと補足、補足。
主に二次会を。。
ア ユート! トリンケロ
アルネイズ・シャルドネ・マルヴァジアを混醸してできるのが↓
茶ワイン。
「いいのこれ?」がいいんです。
放置したまま褐変しちゃった、すりおろしリンゴを口に入れながらウーロン茶を飲む感じ。
未体験の味わいなのにホッコリできる癒し系ワイン。
09 ブルゴーニュルージュ カミーユジルー
ACブルでこの味わいは反則。
随分前に当代、醸造長のダヴィッドクロワの醸すヴォルネイを口にしてからもう虜です。
上質な果実味が十二分に溢れながらも透明感のあるスタイル。
と、
ピュズラーのロルモーに辿り着いた時にはもう泥酔。
鶏肉を焼きながら眠りに落ちるという、料理人としてあるまじき行為があったのは秘密です。
んでもって週をまたいで仲真氏との三次会!
「自然派限定ギグ」
ギグって響きは僕らの世代には堪らないハズ…。
BGMはルナシーです。
08 ピノ ノワール ローラン バーンワルト
いい意味でも悪い意味でも自然派全開。
野暮ったいがいいんです。ピュアで優しいアルザスの赤。
10 ル ルージュ エ ミ ピュズラーボノム
仲真「ピノムニエ知ってる?シャンパーニュ作る葡萄。」
山中「そんぐらい知ってるわ!!」
と、イキがってみたものの。
ムニエって黒ブドウだったんですね…
無知な私。ムチムチが好きな私。
甘やかな味わいを連想させる香りながら、しっかりと辛口に仕上がってます。
中身もしっかり充実したロワールの赤。万人受けも玄人向けにもいける旨いワイン。
08 ローズソヴァージュ マルクテンペ |
色調はちょいと茶色みがかったピンクです。
プロヴァンスなどのロゼとは別次元の切り口で、重心の低いしっかりとした果実感。
チャーミングな香りをともないながらも、酸がピシッときまっていて、飲む度にキュンキュンしちゃう。
VDT(06) ピノノワール レ カイユ デュ パラディ |
ロワールでクロードクルトワが作るピノノワール。
「奇跡のワイン」なんて言われちゃう位個性的なワインを造る人なんです。
語ると長くなるので、興味があったら勝手に検索していただいて…
この人のワインがとにかく固い!
これもあけてすぐの無愛想っぷリは高倉健もビックリです。
仲真氏に1週間かけて飲め!と言われたのでここまでのコメントを一言で↓
1日目「炭」
2日目「養命酒で溶いた墨汁」
そしてなう「エキゾチックでスパイシーな血」
まったくおいしそうとは思わせないコメントですが、
抜栓後3日経ってもへたれないんですね。
味わいの輪郭がボヤけない。
面白くてニヤニヤが止まりません。。
明日が楽しみ!
と、自己満足に満たされたので、この辺で長文を終わりたいと思います。
ちなみに、フェスティヴァン当日。
メモ帳を忘れてしまった若旦那に「やる気あんのかっ?!」と、一喝した山中ですが、
言っておきながら。私は実際のところ持参したメモ帳を一度もひらきませんでした。
これも彼には内緒の僕とあなただけの秘密です。
楽しかったんだも~ん。
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