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千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2011-09-06

このワインを飲んでから2週間位経つのですが、それでも色褪せないのです。

「2シーター 聞こえはいいが 軽トラです。」

お盆で帰省中の私の交通手段。
人生いつでも半クラッチ 山中です。

この文を作るのに2週間を要しました。。
いつも途中で夢の世界へ飛び立つので。

気付いたら9月ですね~

んでもって今年の夏も素敵な出会いが盛りだくさん。
めくるめく官能的な夜を過ごしたのです。

津金のワイナリー。
ボーペイサージュ "TSUGANE-bleu"。


写真ないので検索してください…


飲食店限定でリリースされた新しいキュヴェのひとつ

遂に出会っちゃいました!
岡本さんのワイン、ずっと憧れてたんです。

仲真氏(ブログを書く書く言って書かない男)が一足先にテイスティング
して「感動した!」って言う代物。

メルローなんですが薄い色調、外観だけじゃ判別不能。
香りはもぉ~ニヤニヤしちゃいます! ビオ香バンザイ!

いやらしい顔のまま口に運んだのですが…

どこまでも優しくてスムースな口当たり。
口から身体全体に漢方やエキゾチックなスパイス、熟度の高いブドウのエキス感が
染みるんです。
そんなニュアンスを届けるための「液体」。って言えばいいんすか?
ロワールのクルトワ親子のワインを思い出しました。

口で説明するのが野暮ったく思ってしまう。そんなワイン。
一言で言うなら、

「もぉぉぉぉお!こんなもん作りやがって!!」です。
本当にクレイジー!



愚直な程のワインバカっぷり。
それが伝わるから飲み手の心を動かすんでしょうね。
愛すべきワインバカが必死に走ってる、
その後ろ姿に魅せられて飲み手も応援せずにはいられない。
見失いたくないから僕らも走り出さずにはいられない。



入手困難が故に今は私達ではまだ扱えないワインです。
扱えなくともお酒の売り手として、今できる事を。
お酒を通して、日常の食卓にほんの少しの贅沢と、感動を。


なんだか収集がつかなくなりそうなのでこの辺で…
口にするたびに優しくて、背筋が伸びる。そんなワインです。

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